同じDカラー・VVS2・3EXなのに、なぜ輝きが違う?鑑定書だけではわからないラボグロウンダイヤモンドの美しさ
1ct、Dカラー、VVS2、3EX。
ここまで同じなら、どのダイヤモンドを選んでも同じ。
そう思われるかもしれません。
けれど、同じグレードのダイヤモンドを並べてみると、輝き方には違いがあります。
明るく力強く光を返す石。
虹色のファイアが美しく現れる石。
動かした瞬間、細やかなきらめきが生まれる石。
鑑定書は、そのダイヤモンドの品質を正確に教えてくれます。
けれど、その一石が美しいかどうかまでは、教えてくれません。
Vela Diamondにとって、鑑定書はゴールではなく、その一石を実際に見るためのスタートラインです。
では、同じグレードなのに、なぜ輝きに違いが生まれるのでしょうか。
同じ3EXでも、すべて同じではない
3EXとは、Triple Excellent(トリプルエクセレント)のこと。
ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドにおいて、
Cut(カット)・Polish(研磨)・Symmetry(対称性)
の3項目すべてがExcellentと評価されたものを指します。
カット品質を判断するうえで、非常に優れた評価です。
ただし、同じ3EXだからといって、すべてのダイヤモンドがまったく同じ形にカットされているわけではありません。
ダイヤモンドには、テーブル(上面)の大きさ、全体の深さ、クラウンやパビリオンの角度など、いくつものプロポーションがあります。
Excellentと評価される範囲には一定の幅があるため、その数値と組み合わせは一石ずつ異なります。
そして、このわずかな違いが、光がダイヤモンドの中をどのように進み、どのように目へ戻ってくるかに関わります。
これは、天然ダイヤモンドでもラボグロウンダイヤモンドでも同じです。
ダイヤモンドの「輝き」にも、いくつもの表情がある
私たちは普段、ひとことで「ダイヤモンドの輝き」と呼んでいます。
でも、その光にはいくつもの表情があります。代表的なのが、次の3つです。
- ブリリアンス|明るく白い光
- ファイア|虹色に分散して見える光
- シンチレーション|石を動かしたときに現れる明暗のきらめき
プロポーションのわずかな違いは、この3つの現れ方のバランスを変えます。
だから、同じ3EXでも、実際に見たときの美しさまでまったく同じとは限りません。
同じVVS2でも、一石ずつ違う
違いがあるのは、カットだけではありません。
VVS2は、10倍拡大下でも発見が非常に難しい微細な特徴が認められる、非常に高いクラリティグレードです。
それでも、特徴の種類や位置、状態は一石ずつ異なります。
だからこそ、グレードを確認するだけで終わらせず、最後はその石そのものを見る。
Vela Diamondは、そう考えています。
鑑定書は、Vela Diamondにとって「スタートライン」
Vela Diamondでは、1ct以上のラボグロウンダイヤモンド(ラウンドブリリアントカット)に、次の品質基準を設けています。
Dカラー保証/VVS2以上保証/3EX保証
すべてにIGIルース鑑定書が付属します。
しかし、この基準を満たせば、それだけでVela Diamondのダイヤモンドとして採用されるわけではありません。
選定が始まるのは、そこからです。
Founderをはじめ、仕入れチームは宝石学の専門教育を受けています。FounderはIGI Diamond Graduate(D.G.)資格を持ち、IGIの専門トレーニングでは指導アシスタントも務めています。
鑑定書に記載されたグレードやプロポーションを確認したうえで、実際のダイヤモンドを一石ずつ見ます。
確認しているのは、数字だけではありません。
石全体が明るく、美しく輝いているか。
入った光がしっかりと目に戻っているか。
光漏れによって暗く見える部分が目立っていないか。
白い光のブリリアンスと虹色のファイアが美しく現れているか。
動かしたときに、生き生きとしたきらめきが感じられるか。
内包物などの特徴が、どこに、どのような状態で存在しているか。
私たちが大切にしているのは、資格を持っていることそのものではありません。
宝石学の知識を、実際に美しい一石を選ぶために使うことです。
「Dカラー・VVS2・3EXだから選ぶ」のではなく、
「Dカラー・VVS2・3EXを満たした、その先の輝きまで見て選ぶ」。
それが、Vela Diamondのダイヤモンド選びです。
1ct未満のダイヤモンドも、基準は変えません
D〜Eカラー保証/VS2〜VVS1保証/Vela基準でExcellent相当以上
ジュエリーとして完成した状態で鑑定を受けた、IGIジュエリー鑑定書が付属します。
完成したジュエリーの状態では、ルース(裸石)のようにカットグレードを評価することができないため、IGIジュエリー鑑定書にはカット評価が記載されません。
しかし、カット評価の記載がないことと、カット品質を見ていないことは別です。
1ct未満のダイヤモンドも仕入れの段階で一石ずつ確認し、Excellent相当以上を自社基準として選定しています。
※0.1ct以下のメレダイヤには、ラウンドブリリアントカットを使用しています。
ダイヤモンドが小さくなっても、選ぶ基準まで小さくしない。
サイズにかかわらず、一石ずつ見る。
それがVela Diamondの、品質への考え方です。
ラボグロウンダイヤモンドが生まれる現場まで、見に行く
Vela Diamondが自分たちの目で確かめているのは、一石のダイヤモンドだけではありません。
ラボグロウンダイヤモンドが、どのような環境で、どのような工程を経て生産されているのか。
私たちは実際に生産の現場にも足を運び、その工程を確認しています。そこから選んだ石は工房へ渡り、職人の手によって一点ずつジュエリーへと仕立てられます。
そして完成したジュエリーも、最後にもう一度確認します。
生産の現場を見る。
ダイヤモンドを一石ずつ選ぶ。
職人の手でジュエリーへ仕立てる。
完成した一品を確認する。
品質に関わる工程を誰かに任せきりにするのではなく、自分たち自身が現場を知り、自分たちの目で確かめる。
それは、「自分たちの名前でジュエリーを届ける」ということに、最後まで責任を持ちたいからです。
「条件を満たした石」ではなく、「美しいから選ばれた石」を
最終的に身につけたとき、目に入るのは鑑定書の数字ではなく、その一石の輝きです。
鑑定書は、ゴールではなくスタートライン。
あなたが手にする一石が、
ただ「条件を満たしていたから選ばれた石」ではなく、数ある候補の中から、「美しいから選ばれた石」であるために。
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